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切除法
切除法は刺青、タトゥー部分の皮膚を切り取って除去し、縫合する方法です。タトゥー・刺青が彫られている部分の皮膚を切除し、縫い合わせることで完全にタトゥー・刺青は消せます。 レーザー治療では反応が鈍い色や色素が皮膚の奥深くまで入っているタトゥー・刺青はレーザーで治療するよりも、 手術で除去した場合の方が早く治療できる場合もございます。
比較的細長いもの、狭い範囲ものは1回で全て切除しますが、範囲の広いもの、幅の太いもの、皮膚にゆとりがない部位の場合は、数回に分けて切除(分割切除)します。分割切除の場合、治療の間隔は6ヶ月が目安です。
単純切除法
- 単純切除法は刺青の部位と大きさによりますが、1回で刺青や傷跡を除去する方法です。
基本的に小さい刺青・傷跡であれば1回の治療で除去を行います。
大きい刺青でも皮膚に伸びがある部位であれば、1回で取り除くことが可能です。
単純切除法が可能でも、傷跡が大きくなってしまう場合や傷跡をできるだけ小さくしたい場合は分割切除法を行うこともあります。
分割切除法
- 分割切除法は大きな刺青や皮膚に伸びが少ない部位にある刺青を、2~3回に分けて切除、除去する方法です。
皮膚の傷が落ち着くまで一定期間(約3~6ヶ月)間隔をあけて2回目以降の治療を行います。
分割切除法で対応出来ない大きな刺青は、レーザー治療かアブレーション法で治療を行います。
切除法の治療の流れ
- 1.麻酔
- 治療部位に局所麻酔を行います。
(大きさによっては、静脈麻酔・ガス麻酔を併用することもできます。) - 2.切除
- ・・・刺青や傷跡の形を利用して、最小限に傷の目立たない切除方法で切除を行います。
- 3.感染予防対策
- ・・・洗浄を行い、腫れや内出血を最小限に抑えます。
- 4.皮膚縫合
- ・・・形成外科技術の真皮縫合を行い、表皮も丁寧に縫合します。
- 5.抜糸
- ・・・7~10日後に来院して頂き抜糸を行います。
- 6.テーピング
- ・・・傷跡にはテーピングを行い、よりきれいな傷跡に仕上げます。
- 治療時間
- 30分~ (治療部位の大きさにより異なります)
- シャワー・入浴
- シャワーは患部を避ければ、当日より可能です。入浴は抜糸後になります。
また、患部は治療から3日後から水で濡らしても問題ありません。 - 腫れ
- 極わずか(個人差あり)
- ダウンタイム
- 小さい刺青・傷跡 ⇒ ほとんどなし。
大きな刺青・傷跡 ⇒ 患部の安静が必要な時あり。 - 通院
- 大きさにより経過診察あり。抜糸(7~10日後)のため来院の必要あり。
切除法のメリット&デメリット

切除法の治療費用
範囲 | 治療費 |
切除範囲直径1cm以下 | 75,000円 |
切除範囲直径3cm以下 | 160,000円 |
切除範囲直径5cm以下 | 250,000円 |
以降直径+2cmごと | +70,000円 |
※麻酔代、再診、薬代は治療費用に含まれております。
切除法のQ&A
Q.治療の傷跡は目立ちますか?
A.傷跡は最小限にとどまるように、皮膚の中と表面を2重に縫合しています。
大きさ、形にもよりますが、経過とともに目立ちにくくなっていきます。
A.傷跡は最小限にとどまるように、皮膚の中と表面を2重に縫合しています。
大きさ、形にもよりますが、経過とともに目立ちにくくなっていきます。
Q.治療後の腫れや痛みはありますか?
A.皮膚を切り取る治療ですので、治療後は約1~2週間程で腫れや内出血が生じます。
痛みは軽度ですが、つっぱり感を感じます。
A.皮膚を切り取る治療ですので、治療後は約1~2週間程で腫れや内出血が生じます。
痛みは軽度ですが、つっぱり感を感じます。
Q.治療後、抜糸後で気を付けることはありますか?
A.日常生活は問題ありませんが、抜糸までの間は縫合部に負担がかからないように激しい運動は避けて下さい。
A.日常生活は問題ありませんが、抜糸までの間は縫合部に負担がかからないように激しい運動は避けて下さい。
軽い運動は1ヶ月、激しい運動は3ヶ月ほど控えていただいております。
創部を約1~3ヶ月間、テーピングを行うことでよりキレイな傷跡になります。
また創部に赤みがある期間は、しっかりUVケアを行って下さい。
創部を約1~3ヶ月間、テーピングを行うことでよりキレイな傷跡になります。
また創部に赤みがある期間は、しっかりUVケアを行って下さい。